勝率の高い買い方・予想のやり方

ここからは、買い方のコツについて紹介していきます。
まず最初に言えるのは、競艇(ボートレース)では1コースの艇の連帯率が圧倒的に高いという事です。

  • 1コース:1着率52.9%
  • 2コース:1着率15.2%
  • 3コース:1着率12.9%
  • 4コース:1着率11.9%
  • 5コース:1着率6.0%
  • 6コース:1着率2.2%

こちらは各コースの全国平均の1着率となりますが、まず1コースの勝率が圧倒的で、逆に6コースが最も低くなります。
上記でも言ったように、競艇(ボートレース)では1周目第1ターンマークで勝負が決まる事が多いのですが、先にターンマークでたどり着いてターンが出来る1コースは圧倒的に有利なので、それが勝率や連対率に繋がっています。
また、2コース以降の1着率もイン側が高くなっていて、そこから順番に低くなっていきます。
ただし、注意したいのは2~4コースのセンター付近はあまり勝率に差がなく、5コースから6コースにかけて一気に下がります。
さらに、コース別の1着率や連対率は競艇場(ボートレース場)によって違うので注意が必要です。

全国平均よりも低い平和島の1コース勝率
例えば、ボートレース平和島(平和島競艇場)の2021年12月1日〜2022年2月28日では1コースの1着率が45.5%となっていて、全国平均より7%も低くなっています。
元々、ボートレース平和島(平和島競艇場)はコースの作りによって1コース1着率が低い傾向にあり、イン受難水面と言われています。
さらに、春冬は強い季節風や強弱や向きが安定しないビル風が吹き込み、風速5m以上の風が珍しくないのです。
このように競艇場(ボートレース場)によっても違いますし、気象によっても違うので1コースが絶対ではないと言えます。
連対率も勝率と同じ事が言えます。
こういった例外もありますが、基本的には1コース>2・3・4コース>5・6コースという順番で有利不利があると覚えましょう。

的中率と回収率

予想で勝率を上げるためには、連対率を重視することが重要です。
競艇(ボートレース)で予想をする際には、基本的には3連単となるのですが、この場合2着や3着の艇も予想しなければいけません。
買い目を増やせばその分当たる確率は増えるのですが、買い目を増やすと的中しても回収率が低くなってしまいます。
そのため、しっかりと買い目を絞り込むことが勝率を上げるコツになります。
例えばイン側に実力者が揃う鉄板レースですと、イン側の3連単の組み合わせによるオッズは低くなるのですが、その際には1点買いなどで勝負をするなど買い方にも工夫が必要です。
また、人気がないレースや全員実力者で人気が散らばっているレースなどはオッズが高くなる傾向にあるので、何点か勝負してみてもいいでしょう。
この際に重要になるのが、払戻金額の計算です。
せっかく勝っても、払戻金額が買った額より少ないトリガミと言われる状態になってしまったら、マイナスになります。
払戻金額と買った額を見比べて、しっかりと払戻金額が上になるように舟券代を調整するのが必要となります。
このように、予想をするレースやオッズで買い目の点数や金額などを考え、的中率と回収率のバランスを取れるようにしていきましょう。